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ペットのための避難所データ 東京23区~港区編~

[東京23区] ペットの避難所データソーシャルワークス





2020年7月時点での情報です。

同行避難とは?

同行避難とはペットとともに安全な場所まで避難する行為を指し、避難生活を共にするものではありません。同行避難では人の避難スペースには動物は入れません(補助犬は例外です)。
また同行避難可能とされていても、避難所の形状や状況によりできない場合があります。
「自治体のルールでは可能なのに同行避難できなかった」ということがないよう、最寄りの避難所の状況やルールがどうなっているのか事前に知っておく必要があります。

避難所データ

同行避難の可否

一部可能

同行避難が可能な避難所

31箇所

ガイドライン(マニュアル等)の有無

あり

同行避難が可能な動物

犬・猫・小鳥等

中〜大型犬との同行避難の可否

可能
犬種により制限あり

ケージの備蓄数

310台

ペットの管理場所

避難所ごとに対応
(基本的に屋外)

悪天候でのペットの管理場所 (台風、大雨、強風など)

各避難所のガイドラインに基づいて対応

獣医師会との協定

あり

負傷動物の診察

獣医師会による診療を予定

災害時のボランティアとの連携

なし

ペットを連れた防災訓練

1回実施

解説

  • ペットとの同行避難は、全ての避難所で可能か?

    区民避難所の総数は57箇所、そのうち同行避難が受け入れ可能な避難所の数は31か所。

  • 自治体でのペットと避難するためのガイドライン(マニュアル等)の有無

  • ペットの種類や大きさなどで避難所には立入れない場合があるか?

    受け入れは犬(犬種により制限を設ける場合もあり)、猫、小動物(小鳥、うさぎ、フェレット、ハムスター等)を対象とします。ワニ、ヘビ等特別な管理が必要な動物は対象外とする。

  • 避難するためのケージは飼い主が準備することが原則だが、区の方で備蓄はあるか?

    ペット用ケージは同行避難が可能な避難所に10台ずつ、合計310台備蓄している。

  • ペットは避難所のどのような場所で管理されるか?
    悪天候時は屋内への移動は可能か?

    避難所ごとで施設が違うため異なる。また、避難者数の違いからも様々な形態が想定されている。

  • 災害時に負傷してしまった動物の診察施設は開設されるか?

    発災直後に開設できるか判らないが、獣医師会による診療は予定されている。

  • 災害時に連携する動物専門のボランティア団体や、ボランティアとの連携の仕組みの有無

    連携のしくみはない。

  • 自治体主催のペットを連れた防災訓練は行っているか? 開催情報はどこで確認できるか?

    平成29年の赤坂及び高輪地区で実施した地域防災訓練で実施(大型犬を除く)したが、それ以降は実施していない。

総評

動物愛護推進員から見た港区の総評

港区ではガイドライン「避難所におけるペット対策マニュアル」が作成されており、避難所での対応が細かく決められています。しかしこのガイドラインは区のホームページで公開されていないようです。「ペットの災害対策」という飼い主向けのページはあるものの、こちらだけでは情報不足。同ページで紹介されている環境省の「備えよう!いつもいっしょにいたいから~ペット動物の災害対策~」を併せて確認しておくことが必要です。また、港区では一部同行避難不可の避難所がありますのでこちらも確認しておきたいところ。備蓄ケージは同行避難可能な避難所に10個あるとのこと。


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