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ペットのための避難所データ 埼玉県~行田市編~

[埼玉県] ペットの避難所データソーシャルワークス





2021年2月時点での情報です。

同行避難とは?

同行避難とはペットとともに安全な場所まで避難する行為を指し、避難生活を共にするものではありません。同行避難では人の避難スペースには動物は入れません(補助犬は例外です)。
また同行避難可能とされていても、避難所の形状や状況によりできない場合があります。
「自治体のルールでは可能なのに同行避難できなかった」ということがないよう、最寄りの避難所の状況やルールがどうなっているのか事前に知っておく必要があります。

避難所データ

同行避難の可否

可能

同行避難が可能な避難所

すべての避難所

ガイドライン(マニュアル等)の有無

なし

同行避難が可能な動物

犬や猫、その他小動物

中〜大型犬との同行避難の可否

可能

ケージの備蓄数

なし

ペットの管理場所

居住空間からなるべく離れた場所

悪天候でのペットの管理場所 (台風、大雨、強風など)

避難所毎に対応

負傷動物の診察

あり(動物保護施設等へ搬送)

災害時のボランティアとの連携

なし

ペットを連れた防災訓練

未実施

防災訓練の告知

詳細

  • ペットとの同行避難は、全ての避難所で可能か?

    指定避難所52箇所うち全ての避難所で同行避難が可能。

  • 自治体でのペットと避難するためのガイドライン(マニュアル等)の有無

    未作成。

    災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(環境省)

    https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/ippan.pdf

  • ペットの種類や大きさなどで避難所には立入れない場合があるか?

    避難所に同行できるペットは犬や猫、その他小動物(小鳥や小型げっ歯類など)。
    盲導犬や介助犬、聴導犬などを除き、衛生上の観点などから原則居住スペースへは立ち入り禁止としている。
    また、犬の場合、大きさは制限していないが、飼い主が用意したケージの中で飼育することや、基本的なしつけができていること、狂犬病注射を接種していること、餌やりや糞尿の始末は飼い主自身が行うことをルールとして定めている。

  • 避難するためのケージは飼い主が準備することが原則だが、市の方で備蓄はあるか?

    備蓄はしていない。

  • ペットは避難所のどのような場所で管理されるか?
    悪天候時は屋内への移動は可能か?

    ペット専用スペースは避難所の敷地内に設け、鳴き声や臭気対策を考慮し、居住空間からなるべく離れた場所に設定するものとしている。
    なお、屋内への移動は、状況に応じて避難所担当職員と施設管理者が協議して対応する。

  • 災害時に負傷してしまった動物の診察施設は開設されるか?

    施設等の開設の予定はないが、動物保護施設等へ搬送するものとしている。

  • 災害時に連携する動物専門のボランティア団体や、ボランティアとの連携の仕組みの有無

    行田市地域防災計画において県、獣医師会、動物関係団体、ボランティア、動物園等との協力体制を確立するものとしている。

  • 自治体主催のペットを連れた防災訓練は行っているか? 開催情報はどこで確認できるか?

    未実施。

  • ペットとの同行避難において、貴自治体で行っている独自の対策はあるか?

    なし。

  • 駐車スペースに余裕はあるか?

    駐車スペースに余裕はない。
    高齢者や障害のある方等とその付き添いの方を除き、原則徒歩での避難をお願いしている。

総評

動物愛護推進員から見た 行田市の総評

市HPに「災害時のペット等について」のページがあり、日頃からの備えと同行避難について記載されています。同行避難可能なペット等、他市に比べて明確にされている印象です。ペット関連のページからもアクセスできると飼い主に訴えやすいのではないでしょうか。災害時に負傷してしまった動物の対応は取り決めがされているようで、この点は心強いでしょう。もう少し自発的な啓発に力を入れていただきたいところです。


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