弊社の事務所で使用しているAndroidタブレットの性能を調べてみました。
使用しているタブレットはASUS ZEN Pad10 (Z300CL)で、2015年の夏に発売されたモデルです。
実際に購入したのは2016年の春でそろそろ半年ほど使用していることになります。
普段はAndroidタブレットの実機テストに使用したり、社外研修時の情報端末として活用しています。
大まかなスペックは以下の通りです。
ASUS ZEN Pad10 (Z300CL)
OSAndroid 5.0.1 ディスプレイ10.1インチ IPSパネル 1280x800(WXGA) CPUAtom Z3560 メモリ2GB グラフィック性能PowerVR G6430 ストレージeMMC 16GB 通信2G / 3G / 4G 対応 無線機能IEEE 802.11b/g/n / Bluetooth v4.0 カメラ前面 200万画素 / 背面 500万画素
行ったベンチマークは Future Mark製 3DMark The Gamer's bench の Ice Storm UNLIMITED と
同じく Future Mark製 PCMark for Android Benchmark の Work です。
どちらもPCでのベンチマークソフトとしてはとても有名な物のAndroid版となっています。
3DMark は3Dゲームへの適性を計るベンチマークで、PCMark は日常的な操作の快適さを計るベンチマークです。
結果は
3DMark : 11053
PCMark : 5576
でした。
3DMarkのスコアについて
最新の3Dゲームを快適にプレイするには3DMarkのスコアが20000は必要とのことで
約1年前にリリースされた機種ですから、今年発売された機種と比べるとやはり性能は劣るようです。
最近リリースされた3Dゲーム以外ならどれもストレスなく遊べるのではないでしょうか。
PCMarkのスコアについて
こちらは今年の夏モデルとほとんど遜色ないスコアのようです。
価格比で倍以上するモデルにやや劣る程度ということで、普段使いではまだまだ現役でいられそうです。
こうして見るとタブレットやスマートフォンの3Dグラフィック処理能力の伸びは著しい物があるように感じます。
反面、普段使いの快適さという視点からではその成長はずいぶんと緩やかなようです。
快適さという意味では、ボトルネックは通信速度になっていますし、なによりバッテリーの持続時間という限界が「快適さ」の大きな壁になっているのではないでしょうか。
はやくバッテリーを気にする必要がない時代が来るといいですね。