ペットのための避難所データ　埼玉県～坂戸市編～

２０２１年２月時点での情報です。

同行避難とは？

同行避難とはペットとともに安全な場所まで避難する行為を指し、避難生活を共にするものではありません。同行避難では人の避難スペースには動物は入れません（補助犬は例外です）。
また同行避難可能とされていても、避難所の形状や状況によりできない場合があります。
「自治体のルールでは可能なのに同行避難できなかった」ということがないよう、最寄りの避難所の状況やルールがどうなっているのか事前に知っておく必要があります。

避難所データ

同行避難の可否

一部可能

同行避難が可能な避難所

34ヶ所中、21ヶ所

ガイドライン（マニュアル等）の有無

未作成

ガイドライン（環境省）

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/ippan.pdf

同行避難が可能な動物

犬・猫・小動物

中〜大型犬との同行避難の可否

受入可能な施設では小型から大型まで可能

ケージの備蓄数

なし

ペットの管理場所

ピロティや屋根付きの屋外駐輪場等

悪天候でのペットの管理場所 (台風、大雨、強風など)

避難所毎に対応

負傷動物の診察

未定

災害時のボランティアとの連携

なし

ペットを連れた防災訓練

未実施

防災訓練の告知

–

詳細

ペットとの同行避難は、全ての避難所で可能か？

避難施設の総数３４か所のうち２１か所がペット同行避難可能。
自治体でのペットと避難するためのガイドライン（マニュアル等）の有無

未作成
ペットの種類や大きさなどで避難所には立入れない場合があるか？

種類によっては飼い主の同伴が必要になる可能性はあるが、ペットの収容が可能な施設では小型から大型まで避難できる。
避難するためのケージは飼い主が準備することが原則だが、市の方で備蓄はあるか？

備蓄等はしてない。
ペットは避難所のどのような場所で管理されるか？
悪天候時は屋内への移動は可能か？

各施設のピロティや屋根付きの屋外駐輪場等が主な収容スペース。施設によっては屋内にスペースを設けている。
災害時に負傷してしまった動物の診察施設は開設されるか？

開設していない。
災害時に連携する動物専門のボランティア団体や、ボランティアとの連携の仕組みの有無

仕組みはない。
自治体主催のペットを連れた防災訓練は行っているか？開催情報はどこで確認できるか？

未実施
ペットとの同行避難において、貴自治体で行っている独自の対策はあるか？

特になし。
駐車スペースに余裕はあるか？

駐車スペースに余裕はない。

総評

動物愛護推進員から見た　坂戸市の総評

市のHPにはペットとの同行避難関連のページはなし。ガイドラインやハンドブックもないとのこと。これでは住民が混乱してしまいます。ペットの飼い主が事前にどのような心構えと準備が必要なのか、ペットとの避難生活で想定されるケース等、もう少し具体的に踏み込んだガイドラインのようなものを作成して頂きたいところです。

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